日々を重ねて行くと自分の中で
これは正解で これは不正解 の様に知らず知らず人や物事に対してジャッジを下している。
これが正解でこれが不正解と自分の中で決めつけてしまう。
いわゆる固定概念というものが染み込んで来てしまう。
自分の考えが間違っている事も、もちろんあるし何よりも
自分にとっての正解でも相手にとって不正解
自分にとっての不正解でも相手にとっての正解
なんて事もある。
間違っている人を見つけると正したくなる。
人は「間違い」を「正しい」に誘おうとする。
でもその時点で既にジャッジをしてしまっている。
正解と不正解に分けてしまっている。
ジャッジは色々な物を生み出す。
「争い」とか「競争」のきっかけになってしまう。
実は正解か不正解かはそれ程重要じゃない。
正解でも不正解でも良いから
ありのままを受け入れる心が重要なのだ。
その為には日頃の生活から素直でいる事。
日常の1つ1つの出来事に丁寧に接していく事。
そうする事で固定概念が少しずつ剥がれていき、「今」そこで起きている出来事をジャッジしたり、自分の都合の良いように変換したりせずに、そのままを受け取る事が出来てくる。
世の中はなかなか正しくならない。
しかし間違いを正し続けてもまた新しい間違いが出て来てしまうのなら何か根本的な所から見直さなければいけないのではないか?
それは
正解も不正解も一緒に楽しく共存して行く世界
なのかもしれない。
みんなが楽しく分かち合って和合していければホントに正しいとされる世界に変わっていくのかもしれない。
ならば自分がする事は
常に素直で過ごし、暮らしを丁寧にしていく事。
こういう生き方が大切になってくるのではないかと感じる、今日この頃です。